友佳・まみ子のLoveTennis交換日記

　すっかりご無沙汰しております。
　
　メッセージページには書かせて頂きましたが、被災された皆様方には、心よりお見舞い申し上げます。

　自分に出来る事は何か、考え、考え、でも何も出来ず、歯がゆい思いばかりしていた１ヶ月・・・でしたね。
　その葛藤は今も続いていますが、でも、自分の生活は淡々と続いていき・・・「いいのかな・・・」なんてまた葛藤・・・。

　でも、昨日かな・・・NHKの朝の連続ドラマ『おひさま』を観ていて、印象的なナレーションがありました。
　ヒロイン陽子の懐古的なナレーションで、
　（表現はうろ覚えなんですが・・・）、
　『あの頃の私達は、みな、きちんと生きていたように思う。
　”戦地で戦っている人がいるのだから”と、皆、背筋をしゃんと伸ばして、暮らそうとしていた』
　といったようなナレーション。

　脚本の岡田恵和さんは、これを、いつ書いたのだろう・・・。私は、このナレーションに、すごく『今』の日本に向けたメッセージを感じた。
　戦争と被災では違うのだけど、本当にそうだなぁ、と。
　
　他人事のように浮かれる気はもちろん無い。でも、みんなでじっとしていたら、日本は復興しない。被災者の皆様に、日常も取り戻せない。
　その矛盾的な思いを埋めるのは、『きちんと生きる』その気持ちなのかな。
　『頑張ろう日本』『頑張ろう東北』の、『れ』じゃなくて『ろう！』って部分の責任は、自分もきちんと生きることで、少しだけだけど、果たせるのかもしれない。

　その中には幸せな事だってあったって良いと思うし、おめでたい事はおめでとう！って言っていいんだと思うのです。
　
　ね！友佳ちゃん！（この意味は・・・きっと、友佳ちゃんから）