WBCにて2009年03月24日
WBC、すごいですねっ!!
明日は絶対、勝利2連覇して欲しいですよね。
ところで、今日のWBC準決勝を見てて、書きたくなった事があったので、友佳ちゃんの番ですが、書いちゃいます。
6-4、2点のリードで迎えた8回表。Japanは、どうしてももう一点欲しい!という場面。9回に、ランナーが一人出てもピッチャーにプレッシャーがかからないよう3点差にしたいのだ。
その8回裏、最初のバッター福留がフォアボールで出塁。大事なランナーなので、片岡を代走に送る原監督。
気合い満々の片岡。片岡の盗塁があるのか?それとも続く城島の送りバントか?
そこで、聞こえて来た解説が、グッと胸に響いて来たのです。
その解説は、槙原さん? 佐々木さんかな・・・?レッスンに行く支度をしながらだったので、ごめんなさい、どちらの声だったかも、正確な台詞も覚えていないんだけど、内容はこういうことだった。
『ここで、盗塁は無いです。
盗塁をして、万が一失敗したら、流れがたち消えてしまう。失敗しても流れを消さない為には、送りバントでしょう。
こういう場面では、流れを断ち切らない事が大事。堅実な攻めが求められる。』
そうだよね============。
勝ちが見えてくると、攻めたつもりで、その実、何の意味もないミスを重ねて、自ら無駄に試合を延ばす傾向にある私の心に、稲妻ズッドンしちゃいました。
そうそう。私達ペアは、こういう所で、『盗塁』しようとするんだよな(マッチポイントで、パートナーが作った球でもないのにポーチに出て、かえって苦境になってポイント落とす・・・次はリターンエース狙いでストレート打ってスコーンとやられる・・・気づけば、トリプルマッチポイント消えてデュースですけど・・・みたいな?)。
派手なやる気、無駄なやる気出して、『一か八か』とか『うまくいけば・・・』なんて物は、この場面では要らない。
だからといって、じっとしてる、球を置きに行く、っていうのは、それもダメ。
『堅実+攻め』それって、一番勇気の要る事のような気がするんだけど、その時出来る最善の事を、自信を持ってやる。それが出来る人って、すごく強いよね。
実際、片岡は、ホームに帰ってきた。
ジーターの悪送球でのラッキーなホーム生還ではあったけど、ジワジワ一歩一歩進んでいくその気迫が、ジーターのエラーを生んだようにも思えた。
あの7点目は、今日の試合で一番重たい1点だったわけで、妙に、心に沁み入ったので、書いてみました。